不採用通知にちょい落ち込む

ドイツへ来て早6年。息子が5歳になったこのタイミングで、ようやく幼稚園の終日預け枠を取ることができました。

わたくしマルカは超絶仕事をしたい派の人間なのですが、今までは午前中しか子どもを幼稚園に預けられなかったため、働きに出ることが困難でした。

それでも無茶をして採用面接を受けたりしていたのだけれど、当然ながら企業は、子どもを預ける場所を確保していない人間を採用できるはずもなく。そして幼稚園側は「フルタイムで働いていない人は終日枠の優先から外れる」と…。

そんな板挟み状態で、身動きが取れずにいたのですが、この度ようやく幼稚園に空きができ、子どもを終日預けられることになったわけです。

で、さっそくリモート勤務可の日本企業（在日本）に応募してみたところ、秒速で不採用通知が届きましてね…。業務内容は私の経験やスキルにピッタリ合うもので、私以上の適任者はいるはずがない！と思えるものだったのですが、履歴書・職務経歴書を送る前のWeb応募段階で落選（苦笑）。やはりちょっと凹みますね…。

海外移住し、母になり、30代半ばを超え、最近は書類選考も通らないことが増えてきました。20代、日本で大企業の正社員をしていた頃は、書類選考で落ちることなんてなかったのに。それが今は、年齢やブランクがネックになっているのか、書類すら読んでもらえないのです。

その点においてはドイツ企業の方がまだ寛容というか、意外と書類審査は通り、面接に呼んでもらえたりもする。が、私のドイツ語レベルが低すぎて意思疎通が図れず、不採用…というのがお約束です。（書類はドイツ人に添削してもらっているから、ハイレベルなドイツ語で書けているんですよね。。）

私は今、フリーランスとして日本企業から業務委託で仕事を請け負っています。でも、やはり安定した収入が欲しい。企業に勤めながら、副業の形で今の仕事も続けるというのが理想です。

国際結婚で海外移住をすると、キャリア形成が本当にややこしいことになります。今私がこんな苦しい状況にあるのは、完全に自分のキャリアプランニングの甘さが原因なので、これから移住する方には「しっかり計画して！」とアドバイスしたい。最悪、キャリアが途絶えてしまったとしても、自分はその結婚に納得できるのかということも含めて考える必要があると思います。

私はもうここへ来てしまったので、厳しい状況ではあるけれども頑張るしかない。これからも色々な企業に履歴書を送り続けるつもりです。

私は以前、別にブログを運営していたのですが、友人や家族も読んでいた手前、惨めな失敗談を晒すことができませんでした。だけど、このブログはちっとは誰かの役に立つものにしたいので、自分の格好悪い部分も含めて赤裸々に書いていこうと思います。海外で仕事探しをされている方は一緒に頑張りましょう！

中年女の海外再就職奮闘記、今後も続きます〜。