ドイツ在住 マルカの部屋

時にしょっぱい海外生活を楽しく乗り切るブログ

やってみて分かった、七五三の写真撮影攻略法

本当は去年のクリスマスはドイツで過ごしたかったのですが、一足早く11月に日本へ帰国した理由…それは、5歳になった息子の七五三のお参りをしたかったから!

 

海外在住の身では、乳幼児を連れてそう気軽に帰国もできず、さらにコロナ騒ぎもあり、お宮参りも3歳の七五三もしていない…。なので、外国人(夫)の入国制限も緩和された今年こそは、是非とも日本へ帰国してお参りをし、素敵な家族写真を撮りたいと思ったのです。

 

七五三て本当に、準備の手間もお金もかかる大イベントなんですね…。なので、できるだけ失敗やトラブルを避け、最高の写真を残したいと思うのは、どのご家庭も同じはず。

 

記憶がまだ鮮明なうちに、「あれをしておいてよかった」「もっとこうすればよかった」を書き残しておけば、これから七五三のお参りをされるどなたかのお役に立てるかもしれないので、今日は、我が家の体験と私が感じたことをシェアします。

 

面倒くさくも楽しい、個別オーダーという選択

私たちは、写真スタジオが提供している「着物レンタル・着付け・ヘアセット・前撮りのセット」といったものは利用せず、貸衣装屋で着物を借り、カメラマンと着付師を個々に依頼するという方法を取りました。

 

なぜこんな面倒なことをしたのか。理由は、前撮りではなく、お参り当日の自然な表情を撮ってもらいたかったから。それに、せっかく写真を撮るなら、神社という最高に美しい舞台を背景として使わない手はないとも思いました。写真スタジオの楽々パックの場合、撮影場所は自前のスタジオになることが多いんですよね。

 

たしかに手間もお金も少々かかるのですが、選択の幅が広がり、自分が本当に気に入ったものをセレクトできるのは、私にとっては楽しいことでした。

 

今あなたに伝えたい、おすすめと後悔

それではここから、七五三を終えた今、私が「やってよかった」と思うことと、「こうすりゃよかった」と後悔していることを紹介します。

 

「やってよかった」4選

 

① 繁忙期を避け、平日を選んだ

「繁忙期でも、予約さえ確保できりゃあいいんじゃないの?」そう思うかもしれません。しかし、私はそれでも繁忙期は避けた方が良いと思います!

 

カメラマンも着付け師も衣装屋も、10月11 月の土日は繁忙期で大忙し。スケジュールギチギチで動いています。なので、予定日に雨が降ったり子どもが体調を崩した場合、前後の日程で予定を動かしてもらうことが難しい。

 

「予定が空いていれば日程変更に対応しますよ」と言ってくださる親切なカメラマン・着付師の方が多いですが、そうは言っても彼らのスケジュールに余裕がなければ対応してもらえません。

 

我が家は、11月末の平日に七五三を予定していました。11月はずっとお天気が続いていたのに、なんとこの日だけ大雨の予報(T_T)

 

しかしこの時期は繁忙期を過ぎていたそうで、カメラマン・着付師共に日程の融通がきき、前日に変更していただけたのです。着物のレンタルというのは、大体3日ほど貸してもらえることが多いので、前後日であれば日程変更に対応できるんですよね。

 

「繁忙期を外す」という意味では、なんなら12月初旬あたりに実施するのもアリではないかと。日本の12月初めってまだまだ暖かいし、私の地元神戸では、紅葉も綺麗でした。

 

② 男の子だけれど派手色の衣装を選んだ

男の子の場合、黒・グレー・紺など正統派な色の着物を選ぶ方が多いと思います。シックで素敵なのですが、写真に撮るとちょっとさみしい画になってしまいそう…というのが私の正直な思いでした。

 

そこで、我が子には明るい色の着物を着させることに。肌や髪の色との相性も考慮しながら、エメラルドグリーンという、男の子の衣装としてはちょっと珍しい色を選択。

 

結果、華やかな雰囲気となり写真映えしたので、私としては大満足です。

 

③ 着物を着ることが楽しみになるよう、あらかじめ子どもの気分を盛り上げておいた

日本帰国前から、アクションシーンがある時代劇などを見せ、「日本に帰ったらアンタも侍になれるねんで〜!」「将軍の格好して写真撮ろな〜!」と、息子の気分を盛り上げておきました。

 

着物ってあまり着心地の良いものではないから、着ることを嫌がったりグズったりするお子さんも多いようですが、息子はワクワクしながら当日を迎え、全体を通してご機嫌で撮影できました。

 

④家族に同行してもらった

せっかく晴れ着姿を台無しにしてしまうのが、手荷物!コートやら紙袋やらをごちゃごちゃ脇に抱えていると、写真が一気に野暮ったくなるのよね…。

 

なのでここは両親に甘え、同行してもらいました。荷物を持ってもらって、余計なものは映さない!

 

また、親子で着物を着ていると思うように動けないので、何かとちょっと手助けしてくれる人がいるというのは、とても心強かったです。

 

「こうすりゃよかった」後悔2選

 

①衣装の乱れに気づかなかった

着付け後、車で神社へ向かったのですが、車内で座っている間に息子の袴がどんどん上がってきていたようで、足首が見えてしまうほど短くなっていた…!しかもそのことに家族誰も気づかず写真撮影していた(写真データが届いて初めて気づいた)…orz 痛恨のミス。。

 

↑キュロット…?(汗)

 

近くで見ていると気付けないので、神社に着いたら、着崩れなどがないか、遠目からお子さんの姿を今一度チェックしてあげてください。

 

②天気が良すぎて表情がまぶしそう

13時開始にしたのですが、この時間帯の太陽はちょっとまぶしすぎた…。15時くらいから始めれば、家族全員もっと目の開いた写真になったかもしれない。。

 

事前に撮影場所となる神社を訪れて、何時頃の光や影の感じが好みか、調べておくといいと思います!

 

 

七五三の準備は、夏頃から始動するのが良いみたい。ぜひ、可愛い我が子の晴れ姿を、素敵な写真に残してあげください〜。