ドイツ在住 マルカの部屋

時にしょっぱい海外生活を楽しく乗り切るブログ

ドイツのご近所付き合い

ドイツで暮らしていると、良きご近所さんを持つことは本当に大切なことだと感じます。日本で暮らしていたときは、隣に誰が住んでいるのかも知りませんでしたが、ドイツはご近所付き合いが結構盛んなんですね。

 

というのも、日本と違って社会がものすごく不便だから、必然的に周囲の人たちと助け合う必要性が出てくる。例えば、宅配ボックスや再配達のサービスなんて物もないので、配達時に不在にしている場合、荷物はご近所さんに預けられます。

 

そんなこんなでご近所さんとやり取りをすることが多く、私の住んでいるアパートには5世帯が入っていますが、当然のように全員が顔見知り同士です。

 

日本で暮らしていた頃は「近所付き合いなんて煩わしい」と思っていたのですが、特に子どもが生まれてからは、「こういうのってなかなか良いものだな」と感じるようになりました。

 

ご近所さんたちが息子を温かく見守ってくれているのは、子育てをしている親にとっては大きな安心感につながる。子どもが出す生活音などを寛大な気持ちで受け止めてもらえているのも、お付き合いがあるからだろうと思います。ありがたや…。

 

このアパートは、古すぎて、暖房が効かなかったり電気周りが使いにくかったりと不便も多いのですが、ご近所さんたちに恵まれているので、引っ越しを躊躇してしまう…。

 

子育てをする場を選ぶ際には、箱も大事なのですが、それ以上に周囲の人間関係を重視してしまう私です。今日も部屋が寒いけど、耐えるしかない。。。(T_T)